平成28年 第1回 定例会(2月招集) 平成28年第1回(2月招集)
袖ケ浦市議会定例会会議録(第3号) 3月10日
議事日程議事日程(第3号) 平成28年3月10日(木) 午前9時30分開議日程第 1
会議録署名議員の指名日程第 2 議案第1号ないし議案第9号、議案第11号ないし議案第15号及び議案第19号ない し議案第25号 (
委員長報告・質疑・討論・採決)日程第 3
一般質問日程第 4 休会について 〇
△開議 平成28年3月10日 午前9時30分開議
○議長(田邊恒生君) ただいまの出席議員は24名でございます。したがいまして、定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。 〇
△
会議録署名議員の指名
○議長(田邊恒生君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定により、12番・佐久間清君、13番・前田美智江君、14番・長谷川重義君、以上の3名を指名いたします。 〇
△議案第1号ないし議案第9号、議案第11号ないし議案第15号及び議案第19号ないし議案第25号(
委員長報告・質疑・討論・採決)
○議長(田邊恒生君) 日程第2、議案第1号ないし議案第9号、議案第11号ないし議案第15号及び議案第19号ないし議案第25号を一括議題とし、これより総括審議を行います。 常任委員会の審査の経過並びに結果について各
常任委員長から報告を求めます。 初めに、
総務企画常任委員長から報告を求めます。 榎本雅司君。 (
総務企画常任委員長 榎本雅司君登壇)
◎
総務企画常任委員長(榎本雅司君) 皆さん、おはようございます。
総務企画常任委員会に審査を付託されました議案11件について、3月2日
委員全員出席のもと委員会を開催し、関係部課長の出席を求め、審査をいたしましたので、その審査した経過と結果について御報告いたします。 初めに、議案第1号 袖ケ浦市
行政不服審査会条例の制定については、
行政不服審査法の施行に伴い、袖ケ浦市
行政不服審査会を設置するため、新たに条例を制定しようとするものであります。 審査の過程において、今までの
不服審査申し立て等の件数及び事例について、
行政不服審査会の委員について、今後の具体的な体制について、委員の秘密保持の罰則規定についてなどの質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第2号
行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、
行政不服審査法の施行に伴い、
不服申し立ての種類が原則として審査請求に一元化されたことなどから、関係する条例の規定を整理するため、新たに条例を制定しようとするものであります。 質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第3号
袖ケ浦市庁舎整備基金条例の制定については、市庁舎の整備を計画的かつ安定的に実施するに当たり、
袖ケ浦市庁舎整備基金を設置するため、新たに条例を制定しようとするものであります。 審査の過程において、運用の具体的な基準及び決定方法について、具体的な運用方法を条例に規定することについて、基金の期間と全体額等についての質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第5号 袖ケ浦市
固定資産評価審査委員会条例等の一部を改正する条例の制定については、
行政不服審査法の施行に伴い、審査請求の取り扱いなどに関する規定の整備を行うため、関係する条例の一部を改正しようとするものであります。 質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第6号 袖ケ浦市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、人事院及び千葉県人事委員会の
給与改定勧告を踏まえるとともに、給料水準の適正化を図ることから、一般職の職員の給与等を改定するため、条例の一部を改正しようとするものであります。 審査の過程において、市の財政への影響額について、本市の
ラスパイレス指数の今後の見通しについて、持続可能な
財政構造確立のための集中的取組みとの関係について、職員の職場環境についての質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第7号 袖ケ浦市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、一般職の職員の給与改定に伴い、
常勤特別職等の期末手当の額を改定するため、関係する条例の一部を改正しようとするものであります。 審査の過程において、市の財政への影響額についての質疑がありました。 討論において、持続可能な
財政構造確立のため集中的取組みを進めている中で、特別職は自らの給与を今、上げるべきではないと考える。市民の理解を得られないと考えるので反対するというものと、これまで特別職の職員及び市議会議員の期末手当の支給割合の増減については、一般職の支給割合に準じて改正されてきたところであり、今回人事院及び千葉県人事委員会の勧告を受け、一般職の期末手当の支給割合を改正したことにあわせ、特別職及び市議会議員についても改正することは、適正なものであるので賛成とするものがありました。 採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第8号 袖ケ浦市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については、特別職の職員で非常勤のものについて、新たな職の設置に伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。 審査の過程において、
鳥獣被害対策実施隊員の具体的内容及び資格について、
鳥獣被害対策実施隊員の効果についての質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第9号 袖ケ浦市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定については、
地方公務員法の一部が改正されたこと及び職員の市内出張等に伴う宿泊料に関する規定を整理するため、条例の一部を改正しようとするものであります。 審査の過程において、市内出張等の範囲についての質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第11号 袖ケ浦市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定については、
地方公務員法の一部が改正され、職員の人事評価等の状況が公表事項に追加されたことなどに伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。 質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第14号 袖ケ浦市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定については、
対象火気設備等の位置構造及び管理並びに
対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部が改正され、設備及び器具に係る離隔距離が見直されたことなどに伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。 質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 最後に、議案第19号 平成27年度袖ケ浦市
一般会計補正予算(第4号)は、既定の
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞ1,633万1,000円減額し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ257億3,912万9,000円にし、継続費、繰越明許費及び地方債をそれぞれ変更するものであります。 審査の過程において、
結婚相談事業の取り組みについて、
ふるさと納税の分析について、
行政情報化推進事業費増の具体的な内容について、
自治振興対策事業の減額の要因と今後の対策について、
臨時福祉給付金の申請手続について、
景観まちづくり推進事業の取り組みについて、
空き家等対策事務の取り組みについて、予防費全体の減額の要因について、
産業振興ビジョン推進の取り組みについて、
共同調理事業における農業委員会の建議に係る取り組みについて、
教育施設整備基金の今後の計画についてなどの質疑がありました。 討論において、補正予算の中には
マイナンバー制度の
セキュリティーの強化を行うための費用が含まれている。行政の保有する個人情報は膨大であり、平成29年7月からは他自治体との個人情報のやりとりもできるようになり、情報漏えいの危険性は高まる。膨大な費用や手間をかけて、国民のプライバシーを危険にさらす
マイナンバーの
セキュリティー強化の費用が含まれているため反対とするというものと、今回の補正は歳出としては、決算見込みを踏まえた増減を計上するもののほか、国の補正予算を活用して実施する各事業を計上するものであり、歳入としては市税や交付金などについて、収入見込みを計上するとともに、各事務事業の増減に伴う
収入見込み額を計上している。このように、提案された補正予算は、27年度の
決算見込み額を踏まえる等、適切なものであると判断するので賛成とするものがありました。 採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上をもちまして、
総務企画常任委員会の報告を終わります。
○議長(田邊恒生君) 次に、
文教福祉常任委員長から報告を求めます。 前田美智江君。 (
文教福祉常任委員長 前田美智江君登壇)
◎
文教福祉常任委員長(前田美智江君) 皆様、おはようございます。
文教福祉常任委員会に審査を付託されました議案5件について、3月3日に
委員全員出席のもとで委員会を開催し、関係部課長の出席を求め、審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 初めに、議案第12号 袖ケ浦市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、介護保険法の一部改正に伴い、
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準に、
地域密着型通所介護の規定を追加するなどの見直しがされたことから、本市の
指定地域密着型サービスの事業の基準についても同様の見直しを行うため、条例の一部を改正するものであります。 審査の過程において、基準に追加した規定内容及び市内の対象箇所数について、改正による影響について、県から市への移行に伴う市の対応等についてなどの質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第15号 袖ケ浦市
地区会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、地区会館から奈良輪会館を廃止するため、条例の一部を改正するものであります。 審査の過程において、奈良輪会館の建設経緯について、高須会館及び蔵波会館に関する今後の対応についてなどの質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第20号 平成27年度袖ケ浦市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、既定の
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億2,765万3,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ82億9,947万2,000円にしようとするものであります。 審査の過程において、保険給付費の療養諸費に関する減額の傾向及び理由について、被保険者数の減少について、療養諸費の減額に伴う新年度予算等への対応について、インフルエンザの影響について、当初予算編成時の積算の考え方についてなどの質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第21号 平成27年度袖ケ浦市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、既定の
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ403万8,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億6,096万2,000円にしようとするものであります。 審査の過程において、徴収事務費の減額の内容及び理由についての質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第22号 平成27年度袖ケ浦市
介護保険特別会計補正予算(第3号)については、既定の
歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1億9,372万4,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ35億3,103万5,000円にしようとするものであります。 審査の過程において、
介護サービス等諸費の減額の理由について、
介護保険事務費の減額の理由についての質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、
文教福祉常任委員会の報告を終わります。
○議長(田邊恒生君) 次に、
建設経済常任委員長から報告を求めます。 篠﨑龍夫君。 (
建設経済常任委員長 篠﨑龍夫君登壇)
◎
建設経済常任委員長(篠﨑龍夫君) おはようございます。
建設経済常任委員会に審査を付託されました議案5件について、3月4日に
委員全員出席のもと委員会を開催し、関係部課長の出席を求め、審査いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 初めに、議案第4号 袖ケ浦市
消費生活センター条例の制定については、
消費者安全法の一部が改正され、
消費生活センターの組織及び運営等に関する事項について条例を定めることとされたため、新たに条例を制定しようとするものであります。 審査の過程において、
消費生活センターの組織について、
消費生活相談員資格試験及び既存の資格の内容について、
相談件数増加の要因と解決数について、条例制定により強化、充実すること、質の高い
消費生活相談の内容についてなどの質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第13号 袖ケ浦市景観条例の一部を改正する条例の制定については、広告物等の表示等に関し虚偽の届け出をした者を公表措置の対象に加えるとともに、袖ケ浦駅海側地区を
景観形成推進地区として指定するに当たり
届け出対象行為の要件を整理するため、条例の一部を改正しようとするものであります。 審査の過程において、袖ケ浦市内における
景観形成推進地区の指定について、既に建っている建物への適用について、広告物の表示等における虚偽の届け出の有無についてなどの質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第25号 平成27年度袖ケ浦市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、既定の
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億429万円を減額し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,171万円にしようとするものであります。 審査の過程において、
平岡地区建設改良事業費の減額理由についての質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第24号 平成27年度袖ケ浦市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、既定の
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億53万5,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ15億6,446万5,000円にしようとするものであります。 質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第25号 平成27年度袖ケ浦市
水道事業会計補正予算(第2号)については、収益的収入及び支出において、収入を122万7,000円増額し、
収益的収入予定額を19億7,522万7,000円にするものとともに、支出を1,031万円減額して、
収益的支出予定額を19億7,997万6,000円にするものであります。 また、資本的収入及び支出において、収入を1,556万円減額し、
資本的収入予定額を3億1,589万1,000円にするとともに、支出を7,225万6,000円減額し、
資本的支出予定額を7億3,101万7,000円にするものであります。 審査の過程において、給水戸数の増加と
年間給水量減少の関係についての質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、
建設経済常任委員会の報告を終わります。 失礼いたしました。「議案23号」と言うべきところを「25号」と読んでしまいました。訂正させていただきます。
○議長(田邊恒生君) 以上で各
常任委員長の報告は終わりました。 これより委員長報告に対する質疑をお受けいたします。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 質疑はないようですので、これにて
委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより議案第1号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第1号 袖ケ浦市
行政不服審査会条例の制定について、
総務企画常任委員長の報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第1号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第2号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第2号
行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、
総務企画常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成多数でございます。 よって、議案第2号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第3号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第3号
袖ケ浦市庁舎整備基金条例の制定について、
総務企画常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第3号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第4号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第4号 袖ケ浦市
消費生活センター条例の制定について、
建設経済常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第4号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第5号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第5号 袖ケ浦市
固定資産評価審査委員会条例等の一部を改正する条例の制定について、
総務企画常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第6号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第6号 袖ケ浦市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、
総務企画常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第7号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 3番、粕谷智浩君。
◆3番(粕谷智浩君) 3番。私は、議案第7号 袖ケ浦市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論をいたします。 袖ケ浦市は、現在
中期財政収支見込みが約58億円の財源不足になると公表し、平成25年度から29年度まで持続可能な
財政構造確立のための集中的取組みを進めています。この取り組みの中で、今まで袖ケ浦らしさを感じた施策をこのまま展開していくことは非常に困難であり、抜本的な見直しが必要になってきているという中、多くの市民の方々が現在の市の状況を鑑み、ともに努力をしていくことに対して前向きに受け止めてくださっている中、本条例を可決することを市民の皆さんが納得できるかどうか大いに疑問が残ります。 私は、議員として今回の条例制定を見送るべきと考え、議案第7号に対し反対するものであります。
○議長(田邊恒生君) 次に、賛成討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 8番、緒方妙子君。
◆8番(緒方妙子君) 8番。私は、議案第7号 袖ケ浦市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、賛成討論をいたします。 これまで特別職の職員及び市議会議員の期末手当の支給割合の増減については、一般職の支給割合に準じて改正されてきたところであります。さまざまな市民の御意見と市財政を考慮することは大変に大切でありますが、人事院、人事委員会の勧告は社会情勢に沿った改正勧告であり、地方分権の時代を迎えて、議員にも専門職としての取り組みや若い人材の議会進出を促すためにも適正に判断をすることが重要であると考えております。 以上のことから、今回の勧告を受け一般職の勤勉手当などの支給割合を改正したことに合わせ、特別職及び市議会議員の期末手当の支給割合を改正することは適正なものであります。よって、私は議案第7号に賛成をいたします。
○議長(田邊恒生君) ほかに討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第7号 袖ケ浦市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、
総務企画常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成多数でございます。 よって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第8号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第8号 袖ケ浦市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、
総務企画常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第9号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第9号 袖ケ浦市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について、
総務企画常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第11号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第11号 袖ケ浦市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定について、
総務企画常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第12号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第12号 袖ケ浦市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、
文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第12号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第13号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第13号 袖ケ浦市景観条例の一部を改正する条例の制定について、
建設経済常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第14号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第14号 袖ケ浦市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、
総務企画常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第14号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第15号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第15号 袖ケ浦市
地区会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、
文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第15号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第19号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 17番、励波久子君。
◆17番(励波久子君) 17番。議案第19号 平成27年度袖ケ浦市
一般会計補正予算(第4号)について、反対の討論を行います。 この補正予算には、
マイナンバー制度の
セキュリティー強化のための費用が備品購入費として2,018万8,000円含まれています。しかし、国は予算の半分しか出しません。行政が保有する個人情報は膨大であり、平成29年7月からは他の自治体との個人情報のやりとりもされるようになると、情報漏えいの危険が高まります。スタートした後に、このようにばたばたと強化をして、本当に情報漏えいが出ないか心配されます。 そのほかの補正については反対するものではありませんが、膨大な費用や手間をかけ、国民のプライバシーを危険にさらす
マイナンバー制度の運用は中止すべきと考えるため、反対をいたします。
○議長(田邊恒生君) 次に、賛成討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 8番、緒方妙子君。
◆8番(緒方妙子君) 8番。私は、議案第19号 平成27年度袖ケ浦市
一般会計補正予算(第4号)について、賛成の討論を行います。 今回の補正は、規定の予算額から1,633万1,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を257億3,912万9,000円にしようとするものであり、また継続費補正、繰越明許費補正、地方債補正の変更、追加などを行うものです。補正予算のうち歳出の主なものは、国の補正予算を活用して実施する奈良輪第一排水区雨水対策整備事業や袖ケ浦椎の森工業団地整備事業、雨水管工事などのほか、バス路線整備事業の減や私立保育所児童委託事業の増など、決算見込みを踏まえた増額を計上するものです。 歳入におきましては、市税や交付金などについて収入見込みを計上するとともに、各事務事業費の増減に伴う
収入見込み額を計上しております。また、
マイナンバー制度においては国の制度改正に伴い、税と社会保障を適正に行っていくために
セキュリティー強化が必要で、今後も重要な制度となります。これら提案された補正予算につきましては、財政運営を行う上で適切なものであると判断いたします。 よって、私は議案第19号 平成27年度袖ケ浦市
一般会計補正予算(第4号)について、
総務企画常任委員長の報告のとおり賛成をいたします。
○議長(田邊恒生君) ほかに討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第19号 平成27年度袖ケ浦市
一般会計補正予算(第4号)を
総務企画常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成多数でございます。 よって、議案第19号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第20号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第20号 平成27年度袖ケ浦市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を
文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第20号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第21号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第21号 平成27年度袖ケ浦市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を
文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第21号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第22号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第22号 平成27年度袖ケ浦市
介護保険特別会計補正予算(第3号)を
文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第22号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第23号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第23号 平成27年度袖ケ浦市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を
建設経済常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第23号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第24号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第24号 平成27年度袖ケ浦市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を
建設経済常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第24号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第25号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田邊恒生君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第25号 平成27年度袖ケ浦市
水道事業会計補正予算(第2号)を
建設経済常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(田邊恒生君) 賛成全員でございます。 よって、議案第25号は委員長の報告のとおり可決されました。 午後1時まで休憩いたします。 午前10時22分 休憩 午後 1時00分 開議
○議長(田邊恒生君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 〇
△発言の訂正
○議長(田邊恒生君) 発言の訂正をいたします。 午前中の議案第1号の採決において、表決結果の宣告の際に、「賛成多数」と言うべきところ「賛成全員」と申し上げました。「賛成多数」と訂正いたします。 〇 一般質問
○議長(田邊恒生君) 日程第3、一般質問を行います。 通告者12名に対し順次質問を許可いたします。 なお、質問時間につきましては30分以内となっております。また、質問は通告内容の範囲内で行ってくださるよう念のため申し添えます。 ※ 励波久子君の一般質問
○議長(田邊恒生君) 初めに、17番、励波久子君、登壇願います。 (「議長」と呼ぶ者あり) (17番 励波久子君登壇)
◆17番(励波久子君) 皆さん、こんにちは。日本共産党の励波久子です。1万8,000人を超える死者、行方不明者を出した東日本大震災からあすで5年目を迎えます。いまだに仮設住宅で暮らし、生活の基盤となる住まいの確保ができずに苦しむ被災者が多くいます。被災者が生活となりわいを取り戻すまで公的支援を続けることが重要です。東京電力福島第一原発の重大事故は、いまだに収束せず、住民の避難生活も続いています。 そんな中、政府は川内原発、高浜原発を再稼働させました。今年2月26日に再稼働したばかりの高浜原発4号機は、わずか3日後の29日に緊急停止、点検のため原子炉の温度を下げる冷温停止状態に入っています。また、昨日は大津地裁で安全の証明が不十分として、高浜原発3、4号機の運転差し止めの仮処分が出されました。政治がすべきことは、安全神話を盲信するのではなく、市民の安全を確保するために必要なことは何なのか、自分に引き寄せて考えることではないでしょうか。今回は大綱3点について質問します。 大綱1点目、袖ケ浦駅北口のまちづくりについてです。1月22日付の新聞で、土地区画整理法で義務づけられている地権者の承諾を得ないまま、製鋼スラグが24万トンも無断埋設されたとの報道がありました。総事業費約78億円、うち市から約7億円の補助金が充てられ、市は駅北口に約3,700人の人口がふえることを見込んで各種計画を策定しています。地権者の方だけでなく、袖ケ浦市民が今後北口はどうなるのか心配をしています。 そこで、1項目めに業務代行業者が改良土としてスラグを使用することを検討している、また使用したことを、市はいつ知ったのか伺います。 2項目めに、市はいつ新日鐵住金株式会社の説明を受けたのか。また、市はスラグは安全だという認識のようですが、その根拠はどこにあるのか伺います。 3項目めに、そのほかにもコンクリート殻、モルタル殻等が多量に盛土内に確認されたと組合の資料に中にあり、またこの間の
建設経済常任委員会の調査の中でも明らかになっています。事実関係はどのようになっているのか、また市の対応について伺います。 大綱2点目、浜宿団地に隣接した残土埋立て計画についてです。昨年5月27日付で県知事宛てに、クレッシェンド株式会社から特定事業事前計画書が提出されています。工事面積6万6,000平方メートル、搬入される土砂等の量は69万8,000立方メートルとの内容です。まず、浜宿団地に隣接した残土埋立てのこれまでの経過について伺います。浜宿団地の住民の方々は、さらに広大な残土埋立てで健康被害は出ないのか、土砂災害、水害は起こらないのか心配されています。一刻も早い市独自の残土条例の制定が必要です。施政方針で地域の環境を守る残土条例の改正を目指すとしていますが、いつごろになるのか伺います。 大綱3点目、子育ての切れ目のない支援についてです。1月31日、NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」という番組が放送されました。ごらんになった方もいらっしゃると思いますが、この番組では子育て中の母親の7割が不安や孤独を感じていることを最新の科学で分析していました。チンパンジーは5年間母親がつききりで子育てをするので、出産は5年に1度、一方人間は700年前から育児をしながら毎年でも子供を出産できるよう共同で子供を養育するように進化してきました。しかし、日本の現代の子育て事情は核家族化が進み、唯一と言っていい共同養育の相手である夫は、仕事で夜遅くまで帰ってこない。本能的な共同養育の欲求と、それがかなわない日本の育児環境があり、その大きな溝が強い不安や孤独感につながり、ママ友とつながろうという行動にもなっているとのことです。母親の一日のほとんどがストレス状態に置かれているという調査もあり、何度もテレビを見ながらうなずく場面やなるほどと思うことがありました。子育ての喜びを感じながら、それと同時に不安と孤独を感じている日本の母親たちに、今自治体として何ができるのか、何をしなければならないのか、真剣に考える必要があります。 そこで、まず初めに妊娠期から子育て期にわたるまでの切れ目のない支援を実施していくために、総合相談体制の整備を進めていくとのことですが、どのように進めていくのか伺います。 次に、公民館を利用してこども館のように、いつでも気軽に子供と一緒に遊びに行ける場所をつくっていかないか伺い、1回目の質問といたします。
○議長(田邊恒生君) 17番、励波久子君の質問に対し答弁を求めます。 市長、出口清君。 (市長 出口 清君登壇)
◎市長(出口清君) 励波議員の質問にお答えいたします。 初めに、大綱1点目の袖ケ浦駅北口のまちづくりについてのうち、市はいつ製鋼スラグの使用を知り、説明を受けたか。また、製鋼スラグを安全だとする根拠についてでございますが、袖ケ浦駅海側地区は、142ヘクタールの組合区画整理の断念を受け、市が駅前48.9ヘクタールの市施行区画整理を計画したところ、平成17年10月に住民投票があり、その後行われた市民検討委員会で組合施行が提案され、平成23年5月20日に組合が設立され、今日に至っているものです。 地盤改良用製鋼スラグの使用については、平成24年1月27日の土地区画整理組合の理事会で説明がなされ、同年1月30日には組合事務局及び新日鐵住金が市に説明のため来庁しており、その際地盤改良用製鋼スラグの使用を知ったものです。この説明の中で、土壌汚染対策法に定める環境基準を満たしていること、あわせて膨張に関しては必要な処理を講じ、安定化させた製品であること、さらには地盤改良後においても組合から試験結果が示され、いずれも基準を満たしていることから、製鋼スラグは安全であると認識しております。 次に、盛土内にコンクリート殻、モルタル殻等が多量に確認されたことに係る事実関係と市の対応についてでございますが、組合の事業着手により、コンクリート殻等の混入した土地の存在が明らかになりました。本事業では、これらのコンクリート殻を撤去するため、整地工事の過程でふるい分けを行い、コンクリート殻は適正に処理し、ふるいを通過した土砂は整地に再利用しております。問題となったコンクリート殻は、ふるい分け作業の管理の不徹底によるもので、取り残されたコンクリート殻が公益施設用地の盛土に混入したものであります。このことは市も現地を確認しており、組合の定めた土砂の受け入れ基準を満たしていないため、適正に処理することを含め、施工監理を徹底するように組合を強く指導し、現在は是正されております。 次に、大綱2点目の浜宿団地に隣接した残土埋立て計画についてのうち、これまでの経過とのことでございますが、当該区域の埋立てについては、県の残土条例に定める特定事業の許可申請書が平成16年1月30日付で県に提出され、18年6月16日付で県が許可しています。その後、この特定事業は22年2月18日付で終了届が県に提出され、同年3月25日に特定事業終了届の確認結果が通知されております。 次に、この埋立て区域の一部を含めた計画が異なる事業者から23年11月14日付で許可申請書が県に提出され、24年6月18日付で県が許可しています。この特定事業については、26年4月10日付で廃止届が県に提出され、同年8月29日付で特定事業廃止届の確認結果が通知されております。また、26年4月10日付で廃止届を提出した同一事業者から、廃止した事業区域を一部含む形で別の特定事業の事前計画書が昨年5月27日付で県に提出されており、現段階において地元説明等の諸手続が進められているものと認識しております。 次に、施政方針で地域の環境を守る残土条例の改正を目指すとしていますが、いつごろになるのかとのことですが、袖ケ浦市土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例、いわゆる残土条例の全部を改正する条例については、埋立ての許可に際し、事業者の経営状況の審査や周辺住民の同意を必要とする条項を盛り込むなど、これまでより住民の声が反映できるよう規制を強化した内容として、25年3月議会に議案を上程しましたが、継続審議となり、同年6月議会で否決となったところでございます。現在パトロールの強化等により対応しておりますが、近年残土条例の対象とならない改良土による埋立てが行われ、崩落による災害や環境への影響が懸念されているところです。こうしたことから、改良土の埋立て行為の規制を加味した市独自の残土条例の改正を検討しているところであり、関係機関との協議を含め準備が整った段階で条例改正を目指してまいります。 最後に、大綱3点目、子育ての切れ目のない支援について、総合相談体制の整備はどのように進めていくのかとのことでございますが、本市といたしましては将来懸念される人口減少に歯止めをかけ、持続的な発展を期すべく、袖ケ浦市まち・ひと・しごと創生総合戦略において、市民の結婚、出産、子育ての希望がかなうまち袖ケ浦を基本目標の一つとして掲げたところです。具体的な施策の一つとしまして、若い世代の市民が安心して子供を産み育てられる環境をつくるため、妊娠期から子育て期までの継続した支援を行う総合相談体制を含めた子育て世代包括支援事業の実施を予定しております。総合相談につきましては、妊娠、出産を初めとする母子保健に関する相談、子育てや保育、教育に関する相談など、現在個々に行っている相談窓口を一元化することにより、総合的な支援につなげていく体制を目指しております。なお、本格的な相談体制の整備につきましては、平成29年度を予定しておりますことから、28年度は助産師1名を任用し、現在行っている妊娠届を受け付けする際の相談の充実を図るとともに、具体的な総合相談体制の構築について検討を進めてまいりますので、御理解くださるようお願いいたします。 子育ての切れ目のない支援についてのうち、公民館の利活用については教育長から答弁いたします。
○議長(田邊恒生君) 教育長、川島悟君。 (教育長 川島 悟君登壇)
◎教育長(川島悟君) 励波議員の質問にお答えをいたします。 大綱3点目、子育ての切れ目のない支援について、公民館を利用してこども館のように、いつでも気軽に子供と一緒に遊びに行ける場所をつくっていかないかとのことですが、本市では未就学児とその保護者の方を対象に、子育て親子の交流の場や子育てに関する相談、援助及び情報の提供等を行う子育て支援センターを私立保育園3カ所に設置しております。また、市立保育所でも毎日園庭開放を行うとともに、保育所ごとに実施日を変え、子育て親子の交流の場の提供や育児相談に応じるなかよし広場を実施しております。さらに、平成26年度には、先ほど申し上げました子育て支援センター機能のほかに、子育て支援活動を行う団体、サークル等と共同して活動できる場やファミリーサポートセンターを併設したそでがうらこども館を開設し、多くの親子に御利用いただいているところでございます。加えて、児童が健全な遊びを通して健康増進と情操を育むことを目的とした児童館を1カ所運営するなど、子育て環境の充実に努めております。 公民館は、市民の身近な生涯学習や地域活動、交流の場として、多くの方々に利用されていることから、各公民館では利用者がいつでも気軽に使用できる自由なスペースとして、ロビーにソファを置くなどして開放しているほか、根形、平岡公民館の図書室では親子で本に親しめるふれあい読書コーナーを設置しています。また、乳幼児連れの利用者に対しては、できる限りあいている部屋をおむつ替え、授乳、休憩等に御利用いただくように開放しているところです。御質問の各公民館にこども館のような、いつでも気軽に子供と一緒に遊びに行ける場所をつくることについては、利用者サービスの向上の観点からも必要とは考えますが、公民館の各部屋は生涯学習として各種講座やサークル活動の利用が多いこと、さらには地区住民会議や青少年相談員、総合型地域スポーツクラブなど、各種団体の会議等にも活用されているなど多様な利用実態を考慮しますと、限られたスペースの中では特定の部屋を年間を通して確保することは困難な状況にありますので、御理解くださいますようお願いをいたします。
○議長(田邊恒生君) 17番、励波久子君。
◆17番(励波久子君) 17番。2回目以降の質問をしていきます。 まず、大綱1点目なんですが、平成24年1月27日に業務代行が理事会で、製鋼スラグの使用について説明をし、その3日後の30日に組合事務局長と新日鐵住金が市に説明に来たということです。具体的に、そのとき市は誰が対応し、具体的にどのような話をしたのか伺います。
○議長(田邊恒生君) 答弁を求めます。 都市建設部長、立野文雄君。
◎都市建設部長(立野文雄君) 24年の1月30日でございますが、対応をいたしましたのは当時の都市建設部長、都市整備課の統括主幹、そして市街地整備室長でございます。そして、話の内容でございますが、この海側地区に地盤改良用製鋼スラグを使用した……地盤改良用製鋼スラグを使用して地盤改良を行うということとですね、その製鋼スラグが安全であるということの説明があったと、市側のほうからですね、スラグということで膨張の危険性はないかという質問をしたところ、これについては必要なエージング処理をしているので、膨張の心配はないという答えを聞いております。 以上でございます。
○議長(田邊恒生君) 17番、励波久子君。
◆17番(励波久子君) 膨張の心配はないのかという、その1点だけの質問だったのか、そしてそれに対し改良土を、スラグを使って利用するということに対して、市からいいとか悪いとか、そういったことをその場で言ったのかどうなのか伺います。
○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。
◎都市建設部長(立野文雄君) 質問がその膨張のことだけだったのかというのは、ちょっと細かいところまでは当時の話でございますので、記録を見る限りではですね、それ以上の具体的な質問というのは、ちょっとわかりかねます。あと、済みません、もう一点何でしたっけ。 (「スラグを使用することがいいか悪いか」と呼ぶ者 あり)
◎都市建設部長(立野文雄君) スラグを使用することについて、いいか悪いかということでございますが、これにつきましては市がいい悪いという立場ではございませんので、1月30日については報告にいらしてですね、その安全性についての説明をあわせて聞いたというふうに認識しております。 以上でございます。
○議長(田邊恒生君) 17番、励波久子君。
◆17番(励波久子君) 新聞報道では、これ以前に宅地開発で製鋼スラグを使用した事例がないということも書かれていますが、事実なのか伺います。
○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。
◎都市建設部長(立野文雄君) 以前に使用したことがないかどうかということにつきましてはですね、事例はあるというふうに聞いております。ただし、この海側地区のように大規模にやった事例はないということでございます。 以上でございます。
○議長(田邊恒生君) 17番、励波久子君。
◆17番(励波久子君) 事例はあるということは、具体的にはどういった事例なのか伺います。
○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。
◎都市建設部長(立野文雄君) 県内におきましては、柏のですね、区画整理事業で使用した経緯があるということは聞いております。それ以外にもあるということなんですけども、具体的な名称は控えさせていただきたいということで、新日鐵のほうからのそういった内容の回答でございました。 以上でございます。
○議長(田邊恒生君) 17番、励波久子君。
◆17番(励波久子君) 柏の区画整理でやったということで、大規模にやったとことはないということはどういったことなのか、1件だけのおうちの下に地盤改良としてやったのか、宅地でやったのか、その辺について伺います。
○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。
◎都市建設部長(立野文雄君) 柏の事例で申し上げますと、区画整理事業ですから宅地の造成ではあるんですけども、その用途については工業専用地域だというふうに聞いております。 以上でございます。
○議長(田邊恒生君) 17番、励波久子君。
◆17番(励波久子君) 宅地じゃないですよね。工業専用地域ということですから、これ袖ケ浦の北口が初めてということになるんじゃないかというふうに思います。市は1回目の答弁でも、これまでの全員協議会や市のホームページのマスコミ報道についての見解でも、製造元である新日鐵住金の説明をうのみにして、製鋼スラグは安全だと言っていますが、それでいいんでしょうか。
建設経済常任委員会での業務代行の話でも、昨年8月に商品登録されているジオタイザーは、国交省から安全という証明を得たものではないということでした。こちらのホームページを見ると、ジオタイザーによる軟弱土改良について、事後評価未実施技術と書かれています。活用された後の試行実証評価が実施されていない技術だということです。それでも市は安全だと言えるんでしょうか。
○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。
◎都市建設部長(立野文雄君) 安全だということを申し上げた根拠といたしましては、市長答弁でも申し上げましたけども、土壌汚染対策法とですね、環境基準、これらを満たしているということで安全だということを申し上げております。 以上でございます。
○議長(田邊恒生君) 17番、励波久子君。
◆17番(励波久子君) 結局もう何十年、50年、100年となってからどうなるかというのは、この宅地に使われていないということで実証されていない、ここの商品の説明の中でもそういうふうに書かれているわけですよね。その後の事後評価未実施技術というふうに書かれているわけで、これは本当に安全なのかということは、一概に業者が、新日鐵が安全だというふうに示しているから安全だというのは、根拠にならないんじゃないかなというふうに私は感じます。県のホームページを見てもですね、この製鋼スラグについて安全であるということはどこにも書いてないんです。それで、24万トンというとてつもない量のスラグがどこに、どのくらい地盤改良として埋められているのか伺います。
○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。
◎都市建設部長(立野文雄君) 約24万トンの製鋼スラグでございますが、これにつきましては、この海側地区の区画整理、宅地の部分のほぼ全域、もともと盛られていたところとか強度が出るところについては改良はされていないと思いますけども、基本的には宅地の全域ということでございます。 あと県の見解ということでございますが、県のほうではですね、この報道についてのレクチャーをですね、公表しているんですけども、この中でもですね、スラグについてはスラグを使用したことについてですね、これは法的にまずいとか、そういったことは述べておりません。 以上でございます。
○議長(田邊恒生君) 17番、励波久子君。
◆17番(励波久子君) ほぼ全域というのは、具体的にこの部分ではどのぐらいの量が混入しているのか、そういった詳細な部分は市として把握しているんでしょうか。
○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。
◎都市建設部長(立野文雄君) 地盤改良後におきましてですね、ボーリング調査を実施しております、組合のほうでですね。その結果はですね、市のほうにも届いておりますので、状況についてはおおむね把握しております。 以上でございます。
○議長(田邊恒生君) 17番、励波久子君。
◆17番(励波久子君) 平成23年6月14日の一般質問で、共産党の篠﨑典之議員がこの海側、当時は海側と言っていまして、開発について質問をしています。開発予定区域の液状化現象について、過去にどのような調査を行い、その安全性と信頼性の化学的根拠は一体何なのか、また宅地として販売することへの影響を市としてどう認識しているかという質問をしています。そして、その質問に対して市長は、平成13年度に本市で実施した袖ケ浦駅北側地区地質調査の中で、液状化の可能性について判定を行ったところ、液状化の可能性は低いという結果を得ておりますと、現時点で宅地として販売することへの影響は少ないと考えている、このように答弁をしています。私は、この質問を見返してですね、本当にこれ地盤改良が計画よりも必要になってきた、なったわけですよね。これ見込みが甘かったんではないのかなというふうに思うんですが、市長に伺います。
○議長(田邊恒生君) 市長、出口清君。
◎市長(出口清君) 組合施行でですね、行われる事業について、私どもが詳細にその前に調査して見通しを立てるという立場ではないというふうに、まず考えていただければと思っています。 その中で、液状化についての認識とですね、今回地盤改良に至った中身については若干違うと、このように思っていますので、当時のことを私一般質問の内容を詳細に、私も議事録を持っていませんから、どのように答えたか、そしてどのように御質問があってどのように答えたか、詳細に把握しておりませんが、今申し上げましたように液状化に対する内容と、それから軟弱地盤についての改良について、これはちょっと角度が違うのかなと思っておりますので、ちょっと詳細については今持っておりませんので、定かではありません。基本的な見解としてはそういうふうに考えております。
○議長(田邊恒生君) 17番、励波久子君。
◆17番(励波久子君) この質問、詳細に覚えていないということなんですけども、こういったことも質問をしているんです。地盤改良なども必要なことが出てくるんじゃないかと思うんです。宅地について、そのあたりについては想定していないのか、このように質問をしています。当時都市建設部長が、想定はしていないということでなくて、これまたこれからまた組合のほうで詳細の調査をして、それらを対応せざるを得ない場合、場所については対応していくということを聞いておりますので、そういったことをPRしながら事業推進を図っていきたいというふうに思っております。このように答弁をしているんですね。この問題は、震災が起こった3カ月後の液状化が大変な問題になっている当時の話です。その後に、この組合施行で設立がされ事業が始まった。震災の直後の話です。液状化の問題が各地で起きて、防災の観点からも地盤に関して組合施行といえどもですね、十分な注意を払う必要があったんではないかなというふうに思うんですけども、そのあたり詳細に覚えていないというのは、ちょっとどうなのかなというふうに思うんですけども、市としての地盤に対する甘かったんじゃないかというところをもう一度お伺いいたします。
○議長(田邊恒生君) 市長、出口清君。
◎市長(出口清君) 誤解があるといけませんけども、液状化については確かに大震災のときですね、現地ではそのような現象は私の記憶ではなかったのかなと思っております。軟弱地盤を改善するについてはですね、組合が発足して、その軟弱地盤について改良方法をですね、代行業者と合わせて研究している中では、これは必要性をあるということで盛土あるいは地盤改良の中でさまざまな改善策を講じると、そのような対策を幾つか検討した、その中で地盤改良をしていくと、こういうのが結論になってきたと、このように伺っております。
○議長(田邊恒生君) 17番、励波久子君。
◆17番(励波久子君) 結局業者が安全だということを、やはりうのみにしているんではないかなというふうに思うんです。安全だというふうに考えてしまえば、やはり思考停止になって、その後どういうふうに何か問題がないのか、何か問題が起きたときはどうすればいいのかという先、先を見るということをしなくなると思うんです。やはりそういった市民が本当にこれから袖ケ浦に、この地に来よう、住宅を求めて、土地を求めて来ようというときに、一生のお家を買うのって選択ですよね。そんな中で、開発で地盤改良として使ったものがないものを、安全だったから大丈夫と言われて、本当にそこに買おうとするでしょうか。私は疑問です。ジオタイザーの留意事項として、標準配合は混合率20%から30%を基本とすると書かれています。市が言うように、この使用されたスラグが安全なものだとしても、先ほど言ったように、まだ宅地開発で地盤改良材として使用されたことがないわけですから、当然このような留意事項を守って使用しなければならないと思いますが、状況を市としてつかんでいるのか、伺います。
○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。
◎都市建設部長(立野文雄君) ただいまおっしゃられました配合率につきましては、28.6%ということで現地で施行されておりますので、30%以内には入っているということで問題ないというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田邊恒生君) 17番、励波久子君。